PROFILE

鼻呼吸でイビキ改善し、健康を作る

牟田昌広

Masahiro Muta

愛知県で誕生し、22歳のときにドラマーになるために上京し、翌年メジャーデビューすることに。
グループを脱退しバンドサポートビジネスを開始し、現在に至るまで様々なグループに所属し何度もメジャーデビューを果たしている。
国内外様々なところでライブを経験し、自分が理想とする音楽を追い続ける。

音楽活動の他にはセロトニントレーナーとしても活躍しており、有田秀穂氏主催のセロトニンDojoを卒業している。
セロトニンDojo公認セロトニントレーナーとして、セロトニンに関する講演を多数行い、また電子書籍の「読み始めて10分でストレスがバカバカしくなる本」も執筆している。

中でもディジュリドゥを用いた方法で、鼻呼吸の重要性や「いびき」、無呼吸症候群改善の分野でも力を発揮。音楽から呼吸法まで、多岐に渡って積極的に活動している。

略歴

セロトニンDojo公認セロトニントレーナー
自分を変えれば世界が変わる
-ドラマーとしてメジャーデビューされていますが、セロトニンに興味を持たれたきっかけは何だったのですか?

牟田:たまたま仕事仲間が、セロトニン研究第一人者であり、東邦大学名誉教授・脳生理学者・医師である有田秀穂さん主催のセロトニンDojoに興味を持ったんです。その仲間に、「牟田さん、なんとなく向いてる気がするよ」と言われたのがきっかけでした。今思うと、本当に偶然だったと思います。

-そうなのですね!それからセロトニンDojoを卒業されていますよね!セロトニンDojoはこの業界ではどういった存在なのか教えてください!

牟田:セロトニンDojoは、知識を教えてもらう場所ですね。その知識を用いて、セロトニンを増やすために何をしたら良いかのカリキュラムを、自分の得意分野を活かして作ります。私はパーカッション、ディジュリドゥなどを使った呼吸法でセロトニンを増やし、心・身体・自律神経を整えることを目的とするセロトニンドラムサークルを立ち上げました。

-今はセロトニンドラムサークルの運営など、とても精力的に活動されていますよね!

牟田:ありがとうございます。今は楽器のドラムとセロトニンドラムサークルの活動をほぼ半々ぐらいで活動しています。ドラムは有名ミュージシャンのツアー等がありますし、セロトニンドラムサークルも東京だけでなく、全国で開催しています。なので、割と1年中全国を飛び回っていますね。

-セロトニンドラムサークルでは具体的にどんな活動をしているのですか?

牟田:呼吸法、パーカッション演奏、ディジュリドゥなどにより、心身を整える脳内物質「セロトニン」と「オキシトシン」を増やす事を目的として活動しております。自律神経を整える事ができるので、薬、医療などに依存し過ぎない生活を送る事ができます。もちろん良い睡眠にも効果が高いです。セロトニンドラムサークルの効果は、私自身が実感しています。

-ありがとうございます!パーカッションやディジュリドゥを活用した呼吸法を推奨されていますが、楽器と呼吸法には関係があるのでしょうか?

牟田:もちろん管楽器は呼吸が関係しています。打楽器に関しても実は関係があるんですよ。緊張したりすると、呼吸が止まる事がありますよね?呼吸を止めないように打楽器を打つ事ってなかなか難しいので、呼吸を止めないように打つ練習をします。浅い呼吸は酸素不足の原因になりますから、深く呼吸する事を意識するのが大切なんです。ちなみに、ディジュリドゥは鼻呼吸じゃないと吹けないって知っていましたか?

-そうだったのですね!!ブログに「今後一生、息は鼻から吸って下さい」と書かれていますけれど、鼻呼吸と口呼吸とではそれほど大きな違いが見られるのですか?

牟田:断言しますが、全く違います。まず、鼻に備わっているような免疫力は、口にはありません。なので口呼吸の人は風邪を引きやすかったり、口が乾燥したり…。睡眠時には「いびき」の原因になります。普段から口開けてる人は、だいたい口呼吸の方ですよ。

-口呼吸の人が鼻呼吸になるためには何に気をつけたら良いのかアドバイスをお願いします!

牟田:難しいですが、普段から鼻から吸う事を意識してくださいとお伝えするしかできません。当たり前ですが、鼻から息を吸ったら口からは吸えませんので。1つ言えるのは、考え事をしすぎると無意識になりますよね?普段から口呼吸の人は、無意識の状態ですと口呼吸になりやすいです。常に鼻呼吸を意識し、心にゆとりを持って生活できると違うと思いますよ。

-とても参考になります!いびきで困っている人も世間にはたくさんいらっしゃいます!いびきの問題も呼吸法によって改善されるのでしょうか?

牟田:いびきで悩んでいる方は周りにたくさんいらっしゃいます。起きている時に呼吸が浅い人は、寝ている時も呼吸が浅いです。先ほど申し上げた通り、呼吸法を意識しながら生活する事で、「いびき」の問題も改善されると思います。

-いびきの悩みがなくなると多くの人が快適に過ごせますよね!

牟田:私も以前は夜中に突然目が覚めて、心臓がバクバクしていた事がありました。ディジュリドゥや呼吸法を行うようになってからというもの、そんな症状は一切なくなりましたよ。もちろん、いびきが治ったという事も言ってもらえます。ディジュリドゥや呼吸法のお陰で質の良い睡眠が取れているので、自然と体調が良くなりましたね。

-現時点でも活躍の場は非常に広いですが、今後目標としていることがあったら教えてください!

牟田:本も執筆しましたし、ブログの更新も続けています。大きな目的は、自分の事や自分の活動内容を多くの人に知って頂きたいからです。これからも、もっともっと活動は続けてゆきますよ!自分自身のスキルもアップさせながら、何より皆さんと楽しみながらセロトニンドラムサークルの活動を続けてゆきたいと思っています!